見積書の一番下に、当たり前のように書いてある「月額保守費用 ◯◯円」。
その金額が高いのか安いのか、そもそも何をしてもらえるのか、はっきり分からないまま印鑑を押した——あるいは、押そうとして手が止まっている。今この記事を開いた方の多くは、そのどちらかではないでしょうか。
私は長崎県平戸市でホームページ制作をしている、ながたプログラミングの永田有佑です。
正直に書きます。私自身、公開作業でサイトを真っ白にしたことがあります(詳しくは記事の後半に書きます)。あれが昼間の営業時間中で、しかも頼れる連絡先も分からない状態だったら——と考えると、今でも背筋が寒くなります。
保守費用の話は、突き詰めると「毎月いくら払うか」ではなく「その金額に何が含まれているか」の話です。私が実際にいただいている保守費用の額と中身をそのまま公開します。読み終えるころには、あなたが払っている(払おうとしている)月額が妥当かどうかを、自分で判断できるようになっているはずです。

ホームページの保守費用の相場が「月5,000円」とも「月5万円」とも言われる理由
まず、相場を調べたときに感じる違和感から整理します。
検索すると、比較サイトや制作会社のブログでは「月5,000円〜2万円程度、大規模サイトは月5万円超」といった水準がよく紹介されています(2026年7月時点の各社公開情報より)。一方で、私が実際に目にしてきた契約の月額は、もっと上の帯です。どちらかが嘘をついているわけではありません。理由は単純で、含まれている作業の範囲がまったく別物だからです。
一般に紹介されている水準と、私が現場で見ている実勢を合わせて整理すると、公開後の維持費は次の4つの段に分かれます。
| 月額の水準 | 主に含まれる内容 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 月0円〜5,000円程度 | サーバー・ドメインの実費のみ。更新も修正も自分でやる | 完全に自社で管理する体制がある |
| 月5,000円〜2万円 | バックアップ、WordPress・プラグインの更新、軽微な修正の対応 | サイトを「止めない」ことが目的 |
| 月2万円〜5万円 | 上記+記事更新・SEO・MEO・改善提案など「育てる」作業 | 検索からの集客を伸ばしたい |
| 月5万円以上 | 大規模サイト、EC、会員機能、複数人での運用体制 | 障害が売上に直結する規模 |
※段の境目は明確な線ではありません。実際の見積もりは、ちょうど境目の金額だったり、複数の段にまたがった内容だったりします。境目付近の金額ほど、額ではなく中身で判断してください(次章のチェックリストがそのためのものです)。

そのうえで、ひとつ実感としてお伝えしておきます。私がこれまで実際に見てきた3件は、いずれも月2〜5万円の帯でした。
- 月3万円:中身が定義されていない契約(このお客様は解約を希望され、私がリニューアルをお引き受けしました。詳しくは後半に書きます)
- 月5万円・5年契約:15〜20ページほどの一般的なWordPressサイトで、特別な機能があるわけでもない。それで月額に加えて5年間は解約できないという縛りがついていた契約
- 月24,800円:私が知っている小規模な制作会社の金額。見積書を見たわけではありませんが、その会社の方によれば「永田さんのところと同じような内容」とのことでした
3件だけの話ではありますが、この食い違いには理由があります。比較メディアが出す「月5,000〜2万円」は、この表でいう2段目——サイトを止めないための最低限の維持を指していることがほとんどです。対して、私が実際に見た月2〜5万円という帯は、3段目の更新やSEOまで含んだ実勢を指しています。
統計を見ると「平均」と「中央値」が大きくズレている
私の3件が特別だったのか、それとも珍しくないのか。ここは公開されている統計が参考になります。
比較メディアの調査では、ホームページの保守費用は中央値が月1.1万円、平均が月4.1万円とされています(2026年7月時点で確認した各社公開情報より)。平均が中央値の約4倍という、かなり歪んだ分布です。
これは「大半の契約は月1万円台だが、月4〜5万円以上の契約が一定数あって平均を押し上げている」ことを意味します。つまり私が見た月2〜5万円という帯は、多数派ではないが例外でもない——統計の形と、私の実感は矛盾していません。
依頼先によっても変わる
同じ「保守」でも、どこに頼むかで金額の幅が変わります。
| 依頼先 | 月額の目安 | 傾向 |
|---|---|---|
| サーバー会社の管理代行 | 月3,300円〜 | サーバー・ドメインの管理が中心。更新作業は含まないことが多い |
| 制作会社 | 月1万〜10万円 | 幅が最も広い。組織で対応するため、担当交代や障害時の体制に強い |
| 保守専門会社 | 月1.1万〜3.3万円 | 更新頻度に応じて複数プランを用意していることが多い |
| フリーランス | (本記事で公開している私の実額は月1万〜2万円) | 担当が固定される。受けられる件数に限りがある |
※サーバー会社・制作会社・保守専門会社の金額は、2026年7月時点で確認した比較メディア・制作会社の公開情報によるものです。フリーランスの水準は公開情報が乏しいため、私自身の実額を後述します。
制作会社の幅が月1万〜10万円と極端に広いのは、「保守」という言葉に何を含めるかが会社ごとに違うからです。結局ここでも、金額だけを並べても判断できないという同じ結論に戻ってきます。
ここで一番大事なのは、あなたが今見ている見積書の月額が「どの段の話か」を確かめることです。月3万円でも、記事更新と改善提案まで含むなら3段目として妥当です。月3万円でバックアップと更新だけという内容なら、その金額に見合っているかを一度確認してみる価値があります。金額そのものではなく、段と値段が合っているかを見てください。
なお、公開前の制作費(初期費用)の相場については、佐世保のホームページ制作費用相場【2026年版】で別途まとめています。この記事では公開後の月額に話を絞ります。
ホームページ保守の内容と維持費の内訳——「必ずかかるお金」と「人に頼むお金」
保守費用が分かりにくい最大の理由は、性質の違う2種類の費用が「月額◯円」にまとめられていることです。まずここを分解します。
1. 必ずかかるお金(実費・誰に頼んでも発生する)
- レンタルサーバー代:月1,000〜1,500円程度が一般的な水準です(2026年7月時点。プランや会社により幅があります)
- 独自ドメイン代:年1,000〜2,000円程度が一般的です(2026年7月時点。.comや.jpなど種類で変わります)
- SSL証明書:現在は多くのレンタルサーバーで無料提供が標準になっています。ここに月額を請求されている場合は、内容を確認する価値があります
つまり、ホームページを持っているだけで最低限かかるお金は、月あたり1,100〜1,700円程度です。「維持費 月額」で調べて「月1,000円台」という記事に行き当たったなら、それはこの実費のことを言っています。
2. 人に頼むお金(作業の対価)
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- バックアップの取得と、復旧できる状態の確保
- 表示崩れ・エラーの確認と対応
- テキストや写真の差し替えなどの軽微な修正
- 記事の追加、SEO・MEOの運用
- トラブル時の連絡窓口としての待機
保守費用の見積もりを見るときは、「実費がいくらで、作業がいくらか」を必ず分けて聞いてください。「月2万円です」とだけ言われたら、「そのうちサーバー代はいくらですか」と聞けばいい。すぐに答えが返ってこない場合は、内訳を書面で出してもらえないか、一度お願いしてみることをおすすめします。
ちなみに、サーバーとドメインの契約者名義が誰になっているかも同時に確認しておいてください。名義が制作会社になっていると、業者を変えたいときに交渉が必要になります。これは費用の話ではありませんが、保守を語るうえで避けて通れない論点です。
私が実際にいただいている保守費用と、その中身を全部書きます
相場の一覧は探せばいくらでも出てきますが、判断の役に立つのは「実際にその金額でどんな作業をしているのか」だと思います。なので、私自身の実額と中身をそのまま出します。
2026年7月現在、私は直接ご依頼をいただいているお客様5社と保守契約を結んでいます。内訳は次のとおりです。
- 月1万円プラン × 4社
- 月2万円プラン × 1社
月1万円プランに含まれるもの
- SEO基本設定(GA4、サーチコンソールの接続等)
- 月1回のバックアップ取得
- WordPress本体・プラグインの更新
- 更新サポート(WordPress操作手順の説明など)
- 月2時間までの軽微な修正(テキスト差し替え、写真の入れ替え、営業時間の変更など)
月2万円プランに含まれるもの
- 上記すべて
- SEO記事の作成・追加 月1本
- MEO(Googleビジネスプロフィール)の運用
この2項目が具体的に何をする作業なのかは、記事の後半「SEO記事とMEOとは、具体的に何をする作業か」で詳しく書きます。

ここまで読んで、「他社は月2〜5万円と書いていたのに、なぜ自分は月1万円なのか」と思われたかもしれません。理由ははっきりしています。私が一人で完結しているからです。営業担当・ディレクター・デザイナー・エンジニアと人を経由すれば、その分の人件費と管理コストが月額に乗ります。私の場合はヒアリングから実装、撮影、公開後の運用まで自分で行うので、その中間コストがそもそも発生しません。
ただし、これには裏返しがあります。一人で回している以上、同時にお引き受けできる件数には限りがあります(現在の保守契約が5社なのは、そういう理由でもあります)。それに、24時間365日の監視体制は持っていません。深夜に不具合が起きた場合、私が気づくのは翌朝になる可能性があります。
これは「安いほうが良い」という話ではありません。組織で対応する会社には、担当者が1人辞めても止まらない、夜間や休日でも人が動ける、といった個人にはない強みがあります。どちらが正しいかではなく、自分の事業にどちらの体制が必要かで選ぶ話です。売上がサイトの稼働に直結していて、深夜に止まったら朝まで待てないという事業なら、私ではなく組織で対応する会社を選ぶべきです。
ホームページ保守は必要? 更新しないリスクと、私がサイトを真っ白にした30分
「毎月お金を払ってまで更新する必要があるのか」。これは当然の疑問です。私が保守を勧める理由は、精神論ではなく、実際に起きたことがあるからです。
冒頭に書いた「真っ白」の件です。テスト環境(自分のサーバー)では正常に表示されていたサイトを、お客様の本番サーバーで公開したところ、画面が真っ白になりました。原因は、そのサイトでは使っていない古いプラグインのコードの干渉。使っていなくても、入っているだけで悪さをすることがあるのです。原因究明に30分かかり、その間サイトは表示されないままでした。公開作業を深夜に行っていたため、大事には至りませんでした。
この経験で痛感したのは、2つです。
1. 更新は「入れれば安心」ではなく、相互干渉を確認する作業である
WordPressは本体・テーマ・プラグインが独立して更新されます。単体では正しくても、組み合わせで壊れることがある。だから「自動更新に任せているから大丈夫」とは言い切れません。更新後に実際にサイトを開いて確認する人が必要です。
2. 壊れたときに原因を追える人がいるかどうかが分かれ目
私が30分で切り分けられたのは、自分で作ったサイトで、どこに何が入っているかを把握していたからです。中身を知らない状態で真っ白になったサイトは、原因究明そのものに何日もかかります。そして原因を追いきれないときに最後に頼れるのは、「とにかく動いていた直前の状態に戻す」ことだけです。日常的にバックアップが取られているかどうかが、最後の分かれ目になります。
さらに、更新を放置したWordPressは脆弱性を突かれるリスクが高まります。改ざんされて見知らぬページを埋め込まれた、フォームがスパムの踏み台になった、という話は珍しくありません。保守費用の本質は「壊れないようにするお金」半分、「壊れたときに戻せるようにしておくお金」半分だと考えてください。
今の保守契約の内容に不安がある、あるいは契約していないまま数年経っている——という方は、お問い合わせフォームからご相談ください。現状の確認だけでも構いません。初回のご相談は無料で承っています。
その保守費用は妥当か? 長崎で保守を請け負う側が使う10のチェックリスト
相場の数字を眺めるより確実なのは、次の10項目に「はい」がいくつ付くかを確かめることです。地元の業者に依頼しているなら、電話一本、あるいは次回訪問時に口頭で聞けば済む内容ばかりです。聞きにくい相手だと感じるなら、その感覚自体が判断材料になります。月額が同じでも、はいの数が違えば価値はまったく違います。
| # | 分類 | 確認すること | 補足 |
|---|---|---|---|
| 1 | サイトを守る | バックアップは月に何回、どこに保存されているか答えられるか | 「取っています」だけでは不十分。頻度と保存先を聞く |
| 2 | サイトを守る | バックアップから復旧した実績・手順を説明してもらえるか | 取るだけで戻せない運用は珍しくありません |
| 3 | サイトを守る | 本体・プラグインの更新後に、目視で表示確認をしているか | 自動更新任せかどうか |
| 4 | 使い勝手 | 軽微な修正が月に何時間・何回まで含まれるか、数字で示されているか | 私の場合は「月2時間まで」と明記しています |
| 5 | 使い勝手 | 「軽微な修正」の具体例が示されているか | テキスト差し替えは含む/レイアウト変更は別、など |
| 6 | 使い勝手 | 障害時の連絡先と、返信の目安時間が決まっているか | 夜間・休日の扱いも合わせて確認 |
| 7 | 透明性 | サーバー・ドメインの契約者名義が自社になっているか | なっていない場合、変更の可否を確認 |
| 8 | 透明性 | サーバー代・ドメイン代が月額に含まれるのか別なのか、明記されているか | 実費と作業費を分けて聞く |
| 9 | 透明性 | 月次でレポート(更新内容・アクセス状況)が届くか、求めれば出るか | 何をしたか分からない状態を避ける |
| 10 | 透明性 | 契約の解約条件(最低契約期間・解約の通知時期)が書面にあるか | 下記の補足を参照 |
10については補足します。この記事の前半で触れた月5万円の契約は、5年間の縛りがついていました。長期契約そのものが悪いわけではありませんが、期間と、途中でやめたい場合にどうなるかは、契約前に必ず書面で確認してください。

判断の目安としては——
- はいが8つ以上:その月額の中身は十分に定義されています。良い関係を続けてください
- はいが5〜7つ:足りない項目を担当者に質問してみてください。答えが返ってくれば問題ありません
- はいが4つ以下:金額の高い安いに関わらず、内容を見直す価値があります
チェックリストを見て「そもそも誰に聞けばいいのか分からない」という状態なら、それ自体が最も見直すべきポイントかもしれません。依頼先そのものの選び方は長崎のホームページ制作会社・Web制作フリーランスの選び方にまとめています。
ホームページ保守契約でよくあるトラブル——揉める原因は金額ではなく「定義がないこと」
保守で揉める原因の多くは、金額の高さそのものではありません。誰が、何をどこまでやるのかが決まっていないことです。
まず「誰が」の部分。制作会社から請け負う下請け案件では、私が保守契約を持っている先は1社もありません。下請けの場合、保守は元請けが持つのが業界の通常の形だからです。つまり、あなたのサイトを実際に作った人と、毎月保守費用を受け取っている会社は、別であることがあります。トラブルのときに誰が実際に手を動かすのかは、契約前に確認しておく価値があります。
そして「何をどこまで」の部分。以前、あるサイトのリニューアルをお引き受けしたときの話です(お客様が特定されない形に加工しています)。
そのお客様は、それまで月額3万円の保守費用を払っていました。ところが実際には修正依頼にほとんど対応してもらえず、何を頼んでも別料金の見積もりが返ってくる状態が続き、解約を希望されていました。サイト自体も、公開当初からほとんど手が入っていない状態でした。
私はこの件を「月3万円は高すぎる」という話だとは思っていません。月3万円という金額に見合う中身が定義されていなかったことが問題です。もし契約書に「軽微な修正は月2時間まで」と書いてあれば、お客様は「今月はあと1時間分頼める」と分かりますし、業者側も「これは範囲外です」と説明しやすい。金額の多寡ではなく、定義があるかどうかが、この種のすれ違いを決めます。
結果としてこの案件はフルリニューアルをお引き受けし、公開後も保守契約を継続しています。
私自身は、こうしたすれ違いを防ぐために、契約時に書面と口頭の両方で次の6つを必ず伝えるようにしています。
- お客様側にお願いすること(素材・テキストの準備、現在の契約環境の確認)
- スケジュール
- 確認と修正のルール(制限がある場合は、その制限も)
- 追加費用が発生するケースと、その回避方法
- 公開後の保守運用
- 着手金・残金の支払いのタイミング
5番目に保守運用を必ず入れているのは、公開後の話を「そのとき考えましょう」で先送りすると、まさに今回のような状態になりやすいからです。最初に共有さえされていれば、「これは範囲内か」で揉める場面はかなり減ります。
それでも「範囲を超える依頼」が来たときにどうしているか
定義があっても、その線をまたぐ依頼は必ず来ます。私は次の順番で考えるようにしています。
- まず、保守の範囲内でできる代替策がないかを考える(同じ目的を、より軽い作業で達成できないか)
- それが難しければ、翌月分の作業時間に回せないかを相談する
- それでも無理なら、正直に「別途お見積もりになります」と伝えて、金額を出す
大事なのは3の前に1と2があることだと思っています。何を頼んでも即座に「別料金です」と返ってくる関係では、クライアントは相談すること自体をやめてしまいます。そして相談されなくなったサイトは、静かに古くなっていきます。金額の問題に見えて、実際は「相談できない関係になっていること」のほうが大きい——私はそう感じています。
前のサイトが古くて表示が崩れている、スマホで見づらい、といった状態なら、保守より先に改修の判断が必要な場合もあります。判断の目安は長崎のホームページがスマホで崩れる原因と対処法を参考にしてください。
長崎・佐世保でホームページの保守はいらない? 契約しなくていい3つのケース
保守を仕事にしている立場でこう書くのは変かもしれませんが、保守契約は全員に必要なわけではありません。実際、私が保守をご提案してお断りされたケースには、納得のいく理由がありました。
1. 自社で更新できる人がいる(内製化する)
社内にWordPressを触れる方がいて、更新作業やバックアップを自分たちで回せるなら、外部への月額は不要です。この場合に必要なのは保守契約ではなく、「困ったときにスポットで相談できる相手」を1人確保しておくことです。
2. リスクを許容できると判断した
サイトが数日止まっても事業への影響がほぼない、問い合わせもサイト経由ではほとんど来ていない——という状態なら、保守なしという選択は合理的です。ただしこの場合も、バックアップだけは取れる状態にしておくことをお勧めします。サーバー側の自動バックアップ機能でも構いません。
3. すでに保守を頼んでいる業者がいる
サーバー会社や既存の制作会社が対応しているなら、二重に契約する必要はありません。この場合は、前述のチェックリストで今の契約の中身を確認するだけで十分です。
逆に、保守契約を検討したほうがいいのは次のような場合です。
- ホームページ経由の問い合わせ・予約が売上に直結している
- WordPressの管理画面に、この1年ログインしていない
- 更新が必要だと言われても、何をどう更新するのか分からない
- 記事や実績を追加して、検索からの流入を伸ばしていきたい
一番下の「伸ばしていきたい」に当てはまる方には、維持だけの保守では足りません。ここが冒頭の表でいう3段目——記事更新やSEOまで含んだゾーンの話になります。

SEO記事とMEOとは、具体的に何をする作業か——自社サイトでの実践をそのまま公開します
「SEO・MEO込みで月2万円」と書いても、それが何なのか分からないと判断できないと思います。お客様の案件は守秘があるため数字を出せませんので、まったく同じ作業を自社サイトで回した実測をそのまま公開します。
SEO側でやっていること
- 検索キーワードを決めて、その意図に答える記事を月1本以上追加する(本数は契約内容による)
- Googleサーチコンソールで、表示回数・クリック数・平均掲載順位を確認する
- 順位が伸びない記事はタイトル・見出しを書き直す
自社サイトの実測でいうと、リニューアル公開から5週間で検索での表示回数が週10回から128回に増えました(2026年7月8日時点・Googleサーチコンソール実測)。ある1記事は、公開3週間で次のような数字でした(同じく2026年7月時点・同実測)。
- 表示回数:237回
- クリック数:21回
- クリック率:8.9%
- 平均掲載順位:6.4位
もちろん効果は案件・条件により異なりますし、業種や競合状況で大きく変わります。ただ「記事を追加する」という作業が、こういう数字として現れるものだという実例にはなると思います。
MEO側でやっていること
- Googleビジネスプロフィールへ週1回の投稿(地域名を含むキーワードで)
- 口コミには全件返信する
- インサイト(表示回数・経路検索数など)を月1回確認する
地域のお客様が「佐世保 ◯◯」「長崎 ◯◯」と検索したとき、上に出てくるのは多くの場合Googleマップの枠です。そこに情報が整っていない状態は、ホームページの改善より先に手を打つべき場合すらあります。この地域SEO・MEOの実践記録は長崎・佐世保で「検索から問い合わせが来る」ホームページの作り方に詳しくまとめています。
長崎・佐世保でホームページの保守を頼む先を探しているなら、「更新して終わり」なのか「数字を見て次の手を決める」のかを必ず確認してください。この差が、同じ月額でも1年後に大きな違いになります。
よくある質問
Q. ホームページの保守費用は毎月払わないといけませんか?
A. 契約形態によります。月額契約が一般的ですが、必要なときだけ依頼するスポット対応(1回あたりの作業費)で対応する業者もあります。更新頻度が年に数回なら、スポットのほうが安く済むこともあります。
Q. 保守を頼まない場合、最低限やるべきことは何ですか?
A. ①WordPress・プラグインの更新(更新後に必ずサイトを開いて確認)②バックアップの確保(サーバーの自動バックアップ機能でも可)③ドメイン・サーバーの契約更新忘れの防止、の3つです。特に③は、失念するとサイトが丸ごと表示されなくなります。
Q. 今の業者から保守を移すことはできますか?
A. できる場合が多いですが、サーバー・ドメインの契約者名義と、サイトデータを引き渡してもらえるかがポイントになります。契約書に最低契約期間や解約通知の時期が定められていることもあるので、まずそこを確認してください。
Q. 制作を依頼した業者と連絡が取れなくなりました。どうすればいいですか?
A. このケースで最も怖いのは、サーバーとドメインの契約更新が止まることです。期限が切れた時点で、サイトも独自ドメインのメールも一斉に使えなくなります。次の3つを急いでください。
- 契約の更新日を調べる(いつ止まるかが分かれば、動ける時間も分かります)
- サーバー会社・ドメイン会社に直接問い合わせる(契約者本人でなくても、事情を説明すれば支払いを引き継ぐ方法を案内してもらえることがあります)
- これまでのやり取りのメール・契約書を保全する(後の交渉で必要になります)
なお、サイトのデータが一切戻らない場合でも、公開中のページの文章や写真が手元にあれば作り直すことは可能です。連絡が取れないと分かった時点で、できるだけ早く動いてください。
Q. 平戸・松浦・佐世保以外の地域でも保守を頼めますか?
A. 保守作業自体はオンラインで完結するため、地域を問わず対応可能です。私の場合、対面での打ち合わせは平戸市・松浦市・佐世保市を中心に伺っています。
まとめ
- ホームページの保守費用の相場が「月5,000円」とも「月5万円」とも言われるのは、含まれる作業の範囲が違うから。金額ではなく段(維持だけか、育てるところまでか)で見る
- 必ずかかる実費は、レンタルサーバーが月1,000〜1,500円程度、独自ドメインが年1,000〜2,000円程度。SSLは多くのサーバーで無料が標準
- 私の実額は月1万円×4社+月2万円×1社=月6万円(月1万円=バックアップ・更新・月2時間の軽微修正/月2万円=それに加えてSEO記事月1本とMEO)
- 更新は「入れれば安心」ではない。壊れないためのお金と、壊れたときに戻すためのお金の両方が保守費用
- 妥当かどうかは、本文の10のチェックリスト(守る/使い勝手/透明性の3分類)で判断する
- 保守は全員に必要ではない。内製化できる、リスクを許容できる、すでに他社が対応している——この3つなら契約しない判断は合理的(ただしバックアップだけは確保)
- 検索からの集客を伸ばしたいなら、維持だけの保守では足りない。記事追加・SEO・MEOまで含むゾーンの話になる(私の月2万円プランがこの内容にあたりますが、体制が違えば価格も変わります。安いかどうかではなく、自分の事業に必要な体制で選んでください)
次のアクション
今の保守契約の内容が分からない、契約書が見当たらない、そもそも誰がサイトを管理しているのか把握できていない——その状態が一番リスクが高いです。
ながたプログラミングでは、初回のご相談は無料で承っています。他社で制作されたサイトの保守も対応可能です。「今払っている月額が妥当か見てほしい」というご相談だけでも構いません。
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