はじめに
長崎・佐世保エリアでホームページ制作を検討していて、「補助金を使えないか」と調べている方も多いのではないでしょうか。
確かに条件を満たせば補助金を活用できます。
ただ、実際に調べてみると「思っていたより使いにくい」「申請が大変そう」と感じるケースも少なくありません。
この記事では、長崎・佐世保エリアの中小企業・個人事業主が知っておくべき補助金の正確な仕様と、補助金にこだわらず自社のタイミングで賢く作る方法の両方をお伝えします。

本記事は2026年7月時点の情報に基づいています。小規模事業者持続化補助金については、第20回公募要領(第7版・中小企業庁 2026年5月27日公開)を参照しています。最新情報は必ず公式サイト・商工会議所でご確認ください。の情報に基づいています。最新情報は必ず公式サイト・商工会議所でご確認ください。
ホームページ制作に使える主な補助金は2
| 補助金名 | 補助上限 | ホームページ単体での申請 |
|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金 | 50万〜250万円 | ❌ 不可(他経費との組合せ必須) |
| デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金) | 最大450万円 | ❌ 基本的に対象外 |
それぞれ詳しく見ていきます。
① 小規模事業者持続化補助金——長崎・佐世保の事業者がまず検討すべき制度
概要小規模事業者の販路開拓を支援する補助金で、ホームページ制作費も「ウェブサイト関連費」として補助対象になります。
- 補助上限:通常枠50万円(特例組合せで最大250万円)
- 補助率:原則2/3(赤字事業者は賃金引上げ特例で3/4)
- 第20回公募:申請受付開始 2026年11月5日(木)〜申請締切 2026年12月15日(火)17:00
- 事業支援計画書(様式4)の発行受付締切:2026年12月4日(金)
- 申請窓口:地域の商工会議所(長崎商工会議所・佐世保商工会議所・平戸商工会議所など)
注意したいのは、様式4の存在です。様式4は地域の商工会議所(商工会地区の場合は商工会)に発行してもらう書類で、その発行受付が12月4日(金)で締め切られます。つまり実質的な準備締切は申請締切の12月15日ではなく、12月4日。事業計画の相談・書類準備は、そこから逆算して早めに動く必要があります。
ホームページ単体では申請できない点に注意
第20回公募でも、ウェブサイト関連費と広報費は、どちらも単独では申請できず、他の経費区分と組み合わせる必要があります。
- ウェブサイト関連費の上限は、補助金として受け取れる金額(交付申請額)ベースで30万円
- 他の経費(広報費・展示会出展費・店舗改装費など)と組み合わせる必要がある
なお、第19回までは「ウェブサイト関連費は補助金額の1/4まで」というルールでした(補助金額50万円なら、ホームページに使えるのは最大12.5万円)。第20回からはこの1/4ルールが廃止され、一律「補助額ベースで上限30万円」の固定上限に変わっています。補助率2/3なので、経費ベースでは約45万円(税抜)分のホームページ制作費までが補助対象になる計算です。小規模な計画では、以前よりホームページに予算を充てやすくなりました。
例えば補助金額50万円の場合、補助額のうち30万円をホームページ制作に、残りの補助額20万円をチラシ制作・展示会出展などに充てる、といった設計が可能です。逆に言うと、50万円のホームページを制作しても、ウェブサイト関連費として交付される補助金は30万円まで。差額は自己負担になります。
【第20回の新情報】ネット広告も「広報費」で組み合わせられる
第20回から、広報費の定義に**「インターネット広告・SNS広告」が公式に明記**されました。広報費の上限も、ウェブサイト関連費と同じく補助額ベースで30万円です。
つまり「ホームページ制作+ネット広告」という、Web集客に振り切った組み合わせ設計ができるようになりました。それぞれ上限30万円まで計上できます(ただし合計は補助上限——通常枠なら50万円——の範囲内です。インボイス特例などで補助上限が上がる場合は、両方をより厚く使えます)。サイトを作って終わりではなく、公開直後から広告でアクセスを集める計画が立てやすくなっています。
「販路開拓」が目的であること
単なるコーポレートサイト制作は対象になりません。「販路開拓のためのウェブサイト」であることが求められます。
例:ECサイト構築、新規顧客獲得のためのLP、既存事業の認知拡大に直結するサイトリニューアル など
② デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
概要
2026年度から名称変更されました。
- 補助上限:最大450万円(導入するITツールの機能数・枠により異なる)
- 補助率:2/3〜4/5(補助額50万円以下の部分は3/4以内・小規模事業者は4/5以内、50万円超〜350万円の部分は2/3以内)
ホームページ制作は基本的に対象外
事務局に登録されたITツールのみが対象です。そのため、単純なコーポレートサイト制作は対象外となるケースがほとんど。
ただし、以下のような業務改善機能を組み込んだサイトなら対象になりうる場合があります。
- 予約システム
- 受発注システム
- 在庫管理システム
- 売上管理システム

補助金活用の4つの落とし穴
① 交付決定前に発注すると対象外
これが最大の注意点です。補助金の交付決定前にWeb制作会社へ発注すると、その制作費は補助金対象外になります。
② 申請開始から交付決定まで3〜6ヶ月かかる
事業計画書の作成・商工会議所での確認・申請書類準備・審査…申請から実際にサイト制作を始められるまで、半年近くかかることも珍しくありません。
「すぐにサイトが必要」という場合、補助金活用は現実的ではありません。
③ 書類作業の負担が想像以上に大きい
事業計画書の作成は専門知識が必要です。商工会議所や認定支援機関のサポートを受けられますが、それでも本業の合間に時間を作る必要があります。
④ 50万円(税込)超の発注は2社以上の見積もりが必要
第20回から、相見積もりが必要になる基準が「1件100万円超」から「1件(発注総額)50万円(税込)超」に引き下げられました。
ホームページ制作は、撮影や原稿作成まで含めると総額50万円を超えることが珍しくありません。該当する場合は2社以上から見積もりを取る手間が発生することを、あらかじめ織り込んでおきましょう。

📩 「自社の場合、補助金が使えるか相談したい」
長崎・佐世保・平戸エリアの中小企業・個人事業主の方からのご相談をお受けしています。無理に補助金を使う方が良いとは限りません。ご状況をお聞きした上で、最適な進め方をご提案します。
補助金にこだわらない、もう一つの選択肢
ここまで読んで「補助金、ちょっと大変そう…」と感じた方も多いと思います。
実は、補助金を使わずに今すぐ作る方が、結果的に得をするケースもあります。
半年後より、今動いた方が得をすることが多い
仮に補助金で50万円が補填されたとしても、申請から交付決定・公開まで半年〜1年かかります。
長崎・佐世保エリアでも、補助金申請を待つ間に競合は次々とWeb集客を始めています。
その間にあったかもしれない問い合わせ・売上を考えると、早く公開して運用を始めた方が結果的に得になるケースは少なくありません。
10万円〜のライトプランで「まず一歩」
ながたプログラミングでは、AI技術を活用した制作プロセスの効率化により、10万円〜のライトプランを提供しています。
「予算がないからWebは諦めていた」
「補助金を待つ余裕はない」
そんな方が、まず一歩を踏み出すために作ったプランです。
| プラン | 価格 | 向いている方 |
|---|---|---|
| ライト | 10万円〜 | まずは低コストでWeb拠点を持ちたい個人事業主 |
| シンプル | 30万円〜 | SEOにも取り組みながら集客したい方 |
| スタンダード | 50〜60万円 | 中規模事業者・複数サービスを展開している方 |
詳細はサービス・料金ページをご覧ください。
補助金を使う場合・使わない場合の比較
| 項目 | 補助金を使う | 補助金を使わない |
|---|---|---|
| 自己負担額 | 少ない | 自社の予算次第 |
| 公開までの期間 | 半年〜1年 | 1〜3ヶ月 |
| 書類作業 | 必要 | 不要 |
| 制限・条件 | 多い(販路開拓等) | 自由に設計可 |
| 機会損失 | 大きい | 小さい |
どちらが正解ということではなく、自社の状況とタイミングで選ぶことが大切です。

長崎・佐世保・平戸でホームページ制作をお考えの方へ
ながたプログラミングは、長崎県平戸市を拠点に、長崎・佐世保・平戸エリアの中小企業・個人事業主のホームページ制作をワンストップでサポートしています。
- 平戸・佐世保・松浦エリアは訪問打ち合わせ可能
- 長崎県内・全国はオンラインで対応
- 補助金活用のご相談から、補助金を使わない場合の最適プランまでご提案
地元・長崎で長くWeb制作に携わってきた経験から、「補助金を使うべきか」「自己負担で進めるべきか」の判断軸もお伝えできます。
まとめ
- 補助金は活用できる場面もあるが、ホームページ単体での申請は基本不可
- 第20回持続化補助金では、ウェブサイト関連費・広報費とも上限30万円(補助額ベース)。「HP制作+ネット広告」の組み合わせ設計も可能に(合計は補助上限の範囲内)
- 申請するなら、様式4の発行受付締切(2026年12月4日)から逆算して早めに商工会議所へ相談を
- 申請から公開まで半年〜1年かかるため、急ぐ案件には不向き
- 長崎・佐世保エリアでも、補助金にこだわらず今すぐ作る選択肢を検討する価値あり
- ライトプラン10万円〜なら、補助金を待たずに始められる
- 迷ったら、まず無料相談で自社のケースで使えるか判断するのが最短ルート
「補助金を使わない場合、結局いくらかかるのか」が気になる方は、[佐世保のホームページ制作費用相場【2026年版】50万〜300万円の違いと失敗しない選び方]で詳しく解説しています。
📩 「うちの場合、どちらが得?」
長崎・佐世保・平戸でホームページ制作をお考えの方は、まずお気軽にご相談ください。補助金を使うか、自己負担で進めるか。ご状況をお聞きした上で、最適な進め方をご提案します。